やさぐれ日記

とりとめのない話をしています。

何も考えていないという話

後輩たちと遊んだ、先輩とお酒を飲んだ、自分語りをした。

正しい振る舞いが出来ないので、常に後悔している。これは反省会だ。みんなのようになぜ振る舞えないのか。救済はどこにあるのか。

自分だけで構成された世界に住むことに慣れすぎている、他人をそこに住ませておらず、他人を底に追いやるので自意識ばかりが肥大化する。尊大な羞恥心と臆病な自尊心なのか。いや、自尊心が臆病ですらない、壊れきっていて、すぐにみんなに見せびらかせている。そんなに面白い人間ではないのに。イカれることすらできない。一生普通のままだ。

小学生の頃、好きな女の子が好きだったからよく聴いていたYUIを最近聴いている。YUIはとても強くて、現状に対する自分の位置を苦しみながらも、より良くしようと努力したいという希望を歌っている。YUIの歌は希望だ。矛盾ばっかの感情を一体いつまで抱えて生きていくのでしょうか、俺にはわからない。

みんな前に進んでいく、置いていかれないように頑張らないといけない。みんな前に進んでいく。追いつくように頑張らないといけない。みんな前に進んでいく。みんな前に進んでいく。みんな前に進んでいく。

我慢が得意だと嘘をついた。みんな幸せになって欲しいと思っているのかわからないことも言ってみせた。そうありたいと思っていたから。でも今は自分の感情すらわからない。わかったようなことを誰かに言って欲しい。僕には僕がわからないから。誰かに僕がどのような人間であるかを教えて欲しい。それを鵜呑みにすることならなんとかできそうだから。

肥大化した自己の中で今日も眠る。眠れないような繊細な人間ですらない。俺はいったいなんなんだ、どうありたいんだとすら分からない。もしかしたら何も無いのかもしれない。ないものはないのだから規定できないのかもしれない。

救って欲しいと今は思うが、自分で救われるように生きて生きたいとも思う。矛盾した感情を抱えているのは、インターネットでよく見たものの後追いな気もする。僕は偽物で、本物にはなれない。